オットもも私も不在にしていた、お正月休み最終日。
オットはalbusへ写真を取りにいき、私はラッパの練習に出かけていた。
「ただいまー」とドアを開けるといつものとおりももすけのお出迎え。
どうやらオットはまだ帰ってきてないらしい。
部屋の電気をつけ手を洗い、おなかがすいなかな?ゴハン食べたかい?なんて話しかけながらももすけのカリカリゴハンにに手を伸ばすと…。
あれ?ない?
新しい袋あけたばかりではなかったかしら?
んんん?
んんん?
いつものももすけなら、ゴハンの準備をしているとしつこく追いかけてくるのに、窓際に座ったまま…。
なにか、隠してる?
あやしい。
ももすけの後ろにあるカーテンに手を伸ばすと…。
カーテン裏には、ビニールがビリビリに食いちぎられたももすけのゴハン。
袋の中身は、もちろん減っていた。
いつからこんなにイヤシイ子になったの?ももすけさん。
情けなくて涙が出ちゃうわ。
つづく。