年度始めでなんとなく落ち着かず。
バタバタと過ごしております。
とあるキッカケで『春になったら苺を摘みに』(梨木香歩 新潮文庫)を読了。
梨木香歩さんの本は、今までも数冊読んだ事あるけれど、このエッセイは未読。
書店員時代、新刊が出た時に売った記憶はあるんだけど、その時パラ見してピンとこなかったので未読のまま時が過ぎる…。
あの頃から10年ぐらいの月日が経ち…。
いま。
今、読むべきエッセイだった。
きっと10年前の私には理解が出来なかったと思う。
20代じゃなくって、30代の今だから
「理解はできないが、受け容れる」
ということが実感として伝わってくる。
いつも思うんだけど
本ってさ、読みたいときが読むべき時、なんだよね。
そして、歳を重ねることは悪い事ばかりじゃない。
そんなこんな、梨木香歩さんの他のエッセイをグイグイ読む日々が続く…。
(あ、村上春樹の新刊も読了しました)
【今日の1枚】
日田ドライブより
薫長酒造の酒蔵
カメラ:KLASSE-W
フィルム:Kodak トライ-X400
白黒フィルムで撮るのがニガテなのです…。