『常識のない喫茶店』 僕のマリ/柏書房“ある日、嫌いだった常連の訃報を聞いたとき爆笑した。(中略)ヤフーニュースにも載るほどの著名人であったようだが、店員目線で見れば、むしろよくいままで殺されたりしなかったなと思った。それくらい店では嫌な奴だった。“ **プロローグ冒頭からなにやら物騒な感じで始まる、喫茶店で働くマリさんのお仕事エッセイ。この喫茶店では、お客様が店を選ぶのと同じように、店がお客様を選び、合わない人は「出禁」にし「いい空間」を作っている、と。*読書中、書店員だった頃に受けた理不尽なご意見(というなのクレーム)を思い出し、恐怖と怒りが沸き上がってしまった。横柄なお客様はいつでもどこにでも現れる。接客をしたことがある人ならば、誰もが一度経験以上は経験があるはず。延々とご意見を言うのならば二度と足を踏み入れなきゃいいのに、どうして彼らは毎回来店するのだろう。不思議でたまらない。この喫茶店での出来事が羨ましくてたまらないと思いながら読了した。*働く事を苦役にしたくない。常識はないかもしれないけれど、良識がある喫茶店で仲間に囲まれてイキイキと働くマリさんを羨ましく思う。わたしも一度でいいので「出禁です!」と言ってみたかった。*#読書垢 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい # エッセイ #読書の秋 #わたしの本棚 #私の本棚 #読書記録 #読書日記 #読書感想文 #読書メモ #本が好き #活字中毒 #本棚 #僕のマリ #常識のない喫茶店 #柏書房
常識のない喫茶店 僕のマリ
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