『噛みあわない会話と、ある過去について』 辻村深月/講談社(文庫)*タイトル通り、噛みあわない会話をめぐる4つの短編集。どのストーリーも背中がヒヤッとするような怖さで、世の中で一番怖いのは”人間”、ということを再確認させられる。そんなつもりはなかったのに、過去におけるあの時の会話が、しぐさが、巡り巡って現在の自分に殴りかかってくる恐怖。意味の分からなさと後悔が入り混じって過ごす事になる未来。私が思っているあの出来事も、相手にとっては全く違う景色に見えているのだろう。齟齬が解消される事は、ない。ないのだ。読後感は憂鬱だけど、気づきと反省を意識させられた物語だった。*#BOOK #booksttagram #読書日記 #本が好きな人と繋がりたい #本棚 #読書好きな人と繋がりたい #読書記録 #読書日記 #本のある生活 #本のある暮らし #読書女子 #booksハコロク #辻村深月 #噛み合わない会話とある過去について #講談社 #講談社文庫
噛みあわない会話と、ある過去について 辻村深月
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